松戸市でホームページ制作をしている私が伝える、ことばの生み方
キャッチコピー編
ホームページ制作をしていく上で、駆け出しの個人事業主の方とはWebマーケティングの話や事業相談も並行してさせて頂くことが多いのですが、
事業主様が困られる内容の上位であげられるのが、『キャッチコピー』です。

キャッチコピーって絶対いりますか?
こう聞かれることも多いのですが、私は『あった方がいい』とお答えします。
なぜなら、『キャッチコピーは、事業内容に引っ掛かってもらえる一つの武器』だから。
でも、『文章がパッと思いつかない』『かっこいい感じにならない』と頭を抱えられる方もおられまして。
『プロのライターさんにお願いしたいな』という方もいらっしゃるとは思うのですが、私がいろいろ本を読んだり昔講座で学んだりした視点をまとめて、
おまつデザイン流キャッチコピーの作り方をお伝えします。
『キャッチコピー』に悩むあなたの力になれば、幸いです。

キャッチコピーって何?
キャッチコピーはずばり、「copy(広告)」で「catch(注意を引く)」という意味。
『注意を引く言葉』のことを言います。ユーザーの核心にせまるような、ドキッと思わせる言葉だととらえてください。

①ペルソナを明確にする
事業をする上で大切なのは、『誰にこのサービス・事業を届けたいか』
Web上で集客するならなおさら、「これは私に向けてのサービスだ!」と刺さってもらうためには、的を絞って伝える必要があります。それも、できるかぎり具体的にペルソナを絞ってください。
「30代女性。営業職。肩こりに悩んでいる」というより、「35歳。2年前こどもが生まれ、保育園に通っている。毎日抱っこと保育園の重い荷物を担いでいるため、最近肩こりがひどい」という方が、
「あ!わかるわかる!」「私も!」と自分事にとらえやすいです。
なるべく詳細に決めましょう。

②事業内容をもう一度見直し、『ペルソナにどうなってほしいか』を考える
やりたい事業内容はもうきまっているとは思いますが、先ほどのペルソナに照らし合わせてみて、
「このペルソナに、私の事業を通じてどうなってほしいか?」をイメージします。

例えば、アロマの教室をやりたいとして、
『小さいお子さんがいるお母さんが、こどもにも安心して使えて自分もリラックスできるようなアロマ教室がやりたいな』と考えているとします。
ペルソナは、
・育休中の生後10か月のママ
・もうすぐ育休が終わって仕事復帰するにあたって、仕事や育児の合間に我が子とリラックスしたいと考えている。
・香りが大好きで、よくアロマを焚いているが、効能なども知ってやってみたいなと考えている
とします。(本当は家族構成や性格や仕事内容なども決めていくといいのですが、今回は例えばの話なので端折ります)
すると、アロマの事業を通じて、
①お母さんと赤ちゃんのリラックスできる時間を体験できる
②赤ちゃんと一緒に習うことで、特別な二人の思い出が作れる
ここを伝えていきたいとイメージできます。
この、なってほしい未来をキャッチコピーに入れ込んだら、刺さりそうな気がしませんか?
③ベネフィットを入れ込む
サービスを受けることで得られる未来を『ベネフィット』と呼びます。
アロマの教室でアロマの知識を得たい、という思いもあるでしょうが、
このペルソナは、アロマで得られるリラックス効果で、親子の特別な時間を味わいたい、これがベネフィットなのだと、私は考えました。
このベネフィットをキャッチコピーに入れ込むと、
『今だけの親子時間、香りで整えませんか?』なんてどうでしょう?
このキャッチコピーで、お母さんと赤ちゃんが笑っているキービジュアルもいいと思うし、
アロマオイルを近くに置きながら、お母さんが赤ちゃんを微笑みながら見つめているようなキービジュアルも素敵。
キービジュアルの世界観とキャッチコピーがあわさることで、『このサービスをうけることでなりたい私』のイメージが強くなり、さらにユーザーが「私もこうなりたい!」と思えます。
言葉を新しく生み出さなくていい
キャッチコピーと聞くと、「最新の新たな言葉を生み出さねば…」と思われる方もいらっしゃいますが、そうではありません!
それじゃ、刺さらない。
聞きなれた言葉の方が、親近感があってイメージしやすいと感じます。
まず、「この言葉使えそうかな…」という言葉を書き留めておいて、そのあと組み合わせていくといいでしょう。
日頃から言葉を集めていき、パズルのように組み合わせていってみてください。

事業相談なら、事業の悩みを解決できるWebデザイン・Webマーケティング戦略を一緒にたてられる!
考えても考えてもわからない!そんなときは、プロのライターさんに考えて頂くのもひとつの手です。
おまつデザインはプロのライターではありませんが、キャッチコピーはもちろん、事業相談をお受けしてWebデザイン・Webマーケティングを使って事業を軌道に乗せるお手伝いができます。
キャッチコピー【あなたと、あなたの事業をサポートする】
おまつデザインでした。