設計図(数字)よりも大切なもの。個人事業主様と向き合って気づいた「心地よい」ビジネスの形

去年の冬から、
「おまつさんにコンサルをしてもらいたい!」とお声がけいただいたことをきっかけに、数人の個人事業主様へ、事業コンサルをさせていただいています。

「コンサルって何だろう?」というところから始まり、いろいろな本を読みながら、自分なりに考え続けてきました。

その中で感じたのは、

コンサルとは、
「サービスを戦略的に動かし、望む収入につなげるお手伝い」なのだということ。

収益や導線、価格設計。
どれも事業を続けていくうえで大切だからこそ、できるだけ現実的で、再現性のある形でお伝えしたい。

そんな想いで関わってきました。

吹き出し同士のやりとりのイラスト。話し合いのイメージイラスト。

価格設計の話から見えてきた違和感

あるクライアント様とのセッションの中で、サービスの価格についてお話しする機会がありました。

お話を聞く中で、
「もう少し単価を上げた方が、目指す働き方に近づくかもしれない」と感じ、

その考えをひとつの選択肢としてお伝えしました。

コンサルタントとクライアントの話し合い画像

「感覚を大切にしたい」という言葉

するとその方は、こう話してくださいました。

「建設的な考えも大切だと思うけれど、
 私はもっと“感覚”を大切にしながらサービスを届けていきたい」

その言葉を聞いたとき、少し立ち止まりました。

私はこれまで、「ある程度の設計や準備があることで、安心してサービスが提供できる」と考えていたからです。


その人にとっての“心地よさ”とは何か

お話を聞いていく中で、その方にとって大切なのは、

・その場で相手に合わせて届けること
・無理なく続けられること
・自分の感覚を大切にできること

なのだと気づきました。

コンサルとして私にお金を払ってくださっている以上、成果につながるご提案をしたい。
その想いは今も変わりません。

ただ、

“良いとされる方法”が、
その方にとって“心地よい方法”とは限らない

ということを、あらためて教えていただいたように感じました。

星がつみかさなっている画像

個人事業主にとって「自分らしさ」は価値そのもの

事業は、その人のもの。

どんなに整った設計でも、
その人がしんどくなってしまったら続きません。

特に個人事業主様の場合、
「自分らしさ」がそのまま価値になるからこそ、

その部分が置き去りになってしまうと、
本来の魅力も発揮しにくくなってしまいます。

仕事で疲弊している女性

コンサルの役割は「正解を渡すこと」ではない

もちろん、収益や継続の視点も大切。

でもそれを「正しさ」として押しつけるのではなく、

必要なときに取り出せる“選択肢”として持っておくこと。

それが、その方らしい事業の形につながっていくのかもしれないと感じました。

だから個人事業主様とのコンサルは、

いくつかの選択肢を一緒に見ながら、その人に合う形を一緒に探していくこと

なのだと思います。


一緒に選べる状態をつくる

今回のセッションを通して、

「正解を渡す」のではなく、「一緒に選べる状態をつくる」

その大切さを、あらためて感じました。

そして、言いにくかったであろう私の『違和感』を、丁寧に伝えてくださったクライアント様に、とても感謝です。

これからは、

よりその方のペースや感覚を大切にしながら、必要な視点はしっかりお渡しできるように。

そんな関わり方を大切にしていきたいと思います。